プロポリスとは、ミツバチが樹木の新芽などから集めた樹液に自らの分泌物、蜜ロウなどを混合して作られたもので、巣の出入り口に塗り固め、巣やミツバチ自身を有害な微生物などの外敵から守っています。人類が誕生する遥か以前から、その生態系を維持してきたといわれる自然界の物質がプロポリスです。 プロポリスは、ミツバチ一群(約5万匹)で 1年間にわずか50~80g程度しか採取されないといわれ、大変貴重な天然物質です。
プロポリスは、蜜蜂が自分達の巣を、外敵や菌などから守るために、採取してきた樹液と自身の唾液(天然酵素)とを混合せて作った物質で、もともとは菌などの感染に弱い蜜蜂が長い年月の間、ウィルスやバクテリアなどの細菌に負けず生き延びてこられたのもこの植物のフラボノイドと蜜蜂の天然酵素を多量に含むプロポリスの作用だと考えられており、古くは古代エジプトの時代から現代に至るまで身近な健康食品としてプロポリスは親しまれてきました。
クオーレ「プロポリスQ」は、厳選された原材料を使用し、独自の抽出技術により製造されたプロポリス加工食品です。ブラジル産の中でも特に良質だといわれるミナスジェライス州産のグリーンプロポリスを原材料として、水抽出法とアルコール抽出法の2つの要素を持ったW抽出製法によりプロポリスの有用成分を幅広く抽出したプロポリス液です。プロポリスの有用成分であるケルセチンなどのフラボノイド類やカフェイン酸フェネチルエステル、ジテルペン、アルテピリンC、アミノ酸等の多くの栄養成分を含有しています。
プロポリスは、現在ブラジル、オーストラリア、ヨーロッパ各地、アメリカ、中国など世界各地で採取されています。 クオーレ「プロポリスQ」は、ブラジルの中でも特に ミナス・ジェライス州のプロポリスを使用しております。
ブラジル・ミナスジェライス州産のグリーンプロポリスを選んだ理由
(1)ブラジルは農薬など公害に汚染されていない大自然のままの広大な森林が多いこと。
(2)良質なプロポリスの原木となる アレクリンやユーカリ系の森林が、サンパウロ州やミナスジェライス州を中心として日本の面積の2倍以上に及んでいること。
(3)ブラジル産プロポリスを作り出すミツバチの品種が アフリカ系とヨーロッパ系の混合新種で、アフリカ蜂化ミツバチ(キラービー)と呼ばれ、行動範囲も広く大量のプロポリスを作る能力を持っていることにより、高品質のプロポリスを採取する為には必要不可欠な存在であると言えること。
(4)ミナスジェライス州域は亜熱帯で湿度が高く、ウイルスやバクテリアなどの外敵が多く存在する為、キラービーによってパワーあるプロポリスが作られる。
「プロポリスQ」に使用されるプロポリス原塊は、ブラジルのミナスジェライス州産で、※アレクリン(バッカリス・ドラクンクリフォリア)という南米特 有の植物が起源植物となっています。その葉緑素の関係で鮮やかなグリーン色で、グリーンプロポリスと 呼ばれ 、アルテピリンCなどの多くの有用成分を含んでいます。
このグリーンプロポリ スは、蜜蜂たちによって約10日間で生産され、その後すぐに収穫されるので非常に新鮮な原材料です。
商社を介さず現地養蜂会社から良質のプロポリスを直接輸入することで、取引にかかる時間を 大幅に短縮、プロポリスの原料の鮮度をキープして製品化できる体制となっています。
※アレクリンは、ミナスジェライス州や特定地域に植生している1~2m程のローズマリーに似た植物です。
「水抽出法」と「アルコール抽出法」の2つの要素を持った、独自技術の「W抽出製法」により、フラボノイド・ジテルペン・ペプチド・アルテピリンC等多くの有用成分を幅広く抽出しています。
アルコール抽出のみではフラボノイド類のような分子の小さい成分しか抽出することができません。ですが「W抽出製法」では、アミノ酸や糖質のような分子の大きい成分まで幅広く抽出できることから、プロポリス含有成分のほとんどが抽出可能です。
※「プロポリスQ」は、成分濃度30w/v%以上、Brix40%以上のプロポリス抽出液を使用した製品です
プロポリスは養蜂技術や天候など様々な要因により成分の含有量にバラつきが出てしまいます。常に一定の品質を保つことは非常に大変なことです。ブラジルのプロポリス原料会社では唯一の ※lS09001規格認定企業である養蜂業者から良質なプロポリスの原料を仕入れています。
※lS09001とは品質管理及び品質保証に関する国際規格で、現在は規格取得の国内モデルとなり同社の品質管理システムはさらに厳格なものとなっています。
また「プロポリスQ」は、日本製。日本国内のGMP認定工場で製造されています。
GMPとは?
Good Manufacturing Practiceの略で,医薬品の製造と品質管理に関する国際基準のこと。1968年に世界保健機関(WHO)がGMPの制定を決議し,1969年に各国に勧告した。
GMPとは、Good Manufacturing Practice(適正製造規範)の略で、原材料の受け入れから製造、出荷まで全ての過程において、製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるようにするための製造工程管理基準のことです。