“すんき漬け”は、長野県の木曾地方で約400年以上前から食されている乳酸菌発酵食品です。赤かぶの葉を塩を一切使用せずに、植物由来の乳酸菌で発酵させた世界でも珍しい漬物で、長野県の「味の文化財」やスローフード協会「味の箱舟」にも認定されています。
乳酸菌が体内に吸収されるのは主に小腸のパイエル板というところです。 大きな粒状の乳酸菌は小腸の網状粘膜の小さな穴を通過しづらく、このパイエル板に吸収されにくいのですが、特許技術のナノ化(超微細化)により、菌体の粒子を1ミクロン未満にし、さらに水に溶かした時、乳酸菌の粒子と粒子が凝集することがないように一つひとつがバラバラの状態になるよう加工することで、たくさんの乳酸菌を効率よく取入れることができるようになりました。
このように、粒子の直径を1ミクロン未満にし、さらに乳酸菌の粒子が凝集しないよう加工された殺菌乳酸菌のことをナノ型乳酸菌といいます。
クオーレ「すんき乳酸菌Q 0.7μm」は、バイオジェニックス(殺菌乳酸菌)、プロバイオティクス(生菌乳酸菌)、プレバイオティクス(乳酸菌の養分)の3つの柱にハーブをプラス。乳酸菌を賢く補うお手伝いをします。
さらに、乳酸菌は、植物性として殺菌乳酸菌の「植物性ナノ型乳酸菌SNK」と生菌乳酸菌の「有胞子性乳酸菌(ラクリス菌)」、動物性として殺菌乳酸菌の「ビフィズス菌」の3種類の乳酸菌を配合しました。その乳酸菌の合計数は1包につき3,000億個以上、これはヨーグルト約300個分※相当の乳酸菌が含まれていることになります。
※ヨーグルト1個(100g)あたりの乳酸菌10億個換算
「バイオジェニックス」は、乳酸菌研究の第一人者といわれる東京大学名誉教授の光岡知足先生によって近年提唱された言葉です。
バイオジェニックスとは、腸内菌叢(フローラ)を介して体に良い生理効果をもたらすプロバイオティクス、腸内有用菌の増殖や活性化を促すプレバイオティクスに対して、腸内フローラを介すことなく、生体に直接働きかける機能の総称です。
バイオジェニックスには、食品成分として、殺菌乳酸菌だけでなくビタミン類、フラボノイド、微生物発酵生産物などが該当します。
3つの機能性食品
私たちの健康に関する機能性食品は大きく分けて、プロバイオティクス、プレバイオティクス、バイオジェニックスの3つに分けることができます。
3つの機能性食品
プロバイオティクス |
腸内フローラのバランス改善に有効な生菌 乳酸菌、酪酸金、納豆菌、酵母 |
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プレバイオティクス |
腸内善玉菌の増殖を促し腸内フローラのバランスを整える オリゴ糖、食物繊維、難消化性澱粉、B.G.S. |
バイオジェニックス |
腸内フローラを介さず直接身体に働きかける ナノ型乳酸菌、乳酸菌生産物質、フラボノイド、アントシアニン、カテキン、ビタミン類 |
「バイオジェニックスの時代へ」「バイオジェニックスの黎明期から成長期へ」参照